伊方原発をとめる大分裁判の会
臨時総会のご案内
日時/ 12月3日(日)
14:00~16:00(開場13:30)
場所/ J:COMホルトホール大分201会議室
年末に近づいてきました。年を越せば判決日3月7日はかなり目の前に迫る事になります。白石草さん講演会(11月3日)では福島の子どもの甲状腺がんの実態について詳しい報告がありましたが、多くの方々に聞いて頂きありがとうございました。
さて、何かとお忙しい時期に向かいますが、来る12月3日(日)に臨時総会を開催いたします。勝訴判決を勝ち取るために智恵を絞りましょう。
6月15日に結審した後、武智舞子裁判長はじめ3名の裁判官はこれまでの7年間の裁判資料を読み込み、論点を整理し検討を重ね、協議が続けられていると聞きます。
私たちは気を引き締めて来年3月7日の判決にのぞみます。もちろん勝訴を信じてのことでありますが、最悪の事態(敗訴)も想定しておかねばなりません。福岡高裁に裁判の舞台を移した場合の「裁判の会」の進め方について、特に財政のことなどについても検討がせまられます。
会員の皆様の多くの参加で臨時総会を成功させましょう。すでに議案書をお手元に配布してあります。持参してご参集ください。
2023年11月
伊方原発をとめる大分裁判の会 原告団共同代表 松本文六
中山田さつき
2020年6月13日の総会で規約改正があり(詳細は「規約」参照)、運営委員を募集することになりました。
年4~5回程度開催予定です。総会で決まったことを元に、この運営委員会で活動を実際に決めていくことになります。是非、あなたの行動力や企画力を生かしてく ださい。
希望される方は積極的に下記事務局長までお申し出願います。
phone:090-7153-8775
mail :info@anti-ikata.org
署名活動へのご協力ありがとうございました。
四国電力による裁判引き延ばしを許さず少しでも早く判決を出すように大分地方裁判所に求める署名を提出しました。
TOSが全国放映してくれました。
伊方原発の運転差し止め求める裁判 原告団が約4万人の署名提出
12/16(木) 20:21配信 フジテレビ系(FNN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/00e0609c28a4fda8e4ef5bdd86551c60f7d01b99
(広島高裁)
1月17日、広島高裁は山口の仮処分抗告審で、運転差し止めの決定を出しました!
ほんとにうれしい決定です。
第4次追加提訴を行いました!
7月18日に55名が第4次追加提訴を行いました。
原告総数は569名に!
伊方原発運転差し止め仮処分を却下!
私たちはたたかい続けます!
伊方原発運転差止大分裁判弁護団
1 大分地方裁判所民事第一部の佐藤重憲裁判長,伊藤拓也裁判官,工藤優希裁判官は,本日,伊方原発3号機の運転差止仮処分命令申立事件において,住民側の申立を却下する不当決定を出した。
2 大分地裁の裁判体は,期日においても積極的に原発の危険性について審理しようという姿勢が著しく欠如していた。決定内容は,その姿勢を反映したものであり,四国電力株式会社の主張を鵜呑みにし,新規制基準と適合判断の合理性をほとんど無批判に認めるものとなっている。結論ありきの形だけの審理しか行わず,司法としての本来の責務を放棄したものといわねばならない。特に,3日前の広島高裁決定でさえ,火山ガイドの不合理性が改めて認定されたにもかかわらず,大分地裁は原子力規制庁が作成した「原子力発電所の火山影響評価ガイドにおける『設計対応不可能な火山事象を伴う火山活動の評価』に関する基本的な考え方について」に沿って,火山ガイドの合理性を肯定した点は,権力側に追従しようという姿勢を如実に示すもので,断じて承服できない。
3 福島原発事故から7年半が経過しても,帰還困難区域は7市町村に及び,最も離れた地域は原発から30km以上離れている。避難指示が解除された地域でも,帰還する者は少なく,復興には程遠い現状である。甲状腺がん若しくは悪性疑いと判定された福島県内の事故当時18才以下だった子どもは,現在確認されているだけでも211人にのぼり,そのうち175人は既に手術がなされている。
大分県には伊方原発から40数kmしか離れていない地域もある。しかも間には瀬戸内海が広がり,放射性プルームを遮るものがない。ひとたび伊方原発で過酷事故が起これば,大分県にも甚大な被害が及ぶ危険性が十分にある。特に地震や噴火などの複合災害時には,住民が安全に避難できる保証はまったくない。
4 大分県民は,伊方の地に原発が建設されることを望んだことはなく,その経済的な恩恵を受けたこともない。それにもかかわらず,伊方原発のリスクだけを引き受けなければならないのは,明らかに理不尽である。
私たちは,大分県民が無用な被ばくや避難を強いられることなく,この恵み豊かな郷土を次の世代に繋いでいけるよう,今後も伊方原発の危険性を訴えていく。
以上