[緊急公演2016年6月5日(日)]

伊方原発事故で被害地元となる大分から裁判を起こす意義

講師:河合弘之弁護士

kawaibengoshi
(脱原発弁護団全国連絡会共同代表)

大分から最短で45キロの佐多岬半島に伊方原発が建っています。この伊方原発3号機が今年の7月下旬にも再稼働する予定です。
4月14日、16日と連続して熊本・大分を襲った震度7の巨大地震の後、別府や湯布院から伊方原発周辺でも地震が続いています。やがて南海トラフ地震が起きると言われていますが、その前後で「日本最大の活断層である中央構造線も動く可能性がある」と専門家は指摘しています。そんな中央構造線から僅か6~8キロの距離にある伊方原発を、このまま動かしても大丈夫なのでしょうか。
そこで私たちは「放射能被害から大分県民の生命を守る」ために東京や大分の弁護士の協力も得ながら大分地裁へ「伊方原発運転差し止め訴訟」を起こす準備を始めました。当日は多忙な中、河合弘之弁護士が「大分で裁判を起こす意義」を話してくれます。ぜひ、皆さんもご参加ください。

日時:2016年6月5日(日)12時30分~14時30分

場所:ホルトホール大分(JR大分駅南口前)
                    2階セミナールーム
主催:伊方原発をとめる大分裁判の会(準備会)
連絡先:090-1348-0373(小坂)

[河合弘之弁護士プロフィール]河合弘之(かわいひろゆき)1944年、旧満州生まれ。東京大学法学部卒業後、1970年より弁護士開業。さくら共同法律事務所所長。ビジネス弁護士としてM&A訴訟の草分け的存在として活躍する一方、中国残留孤児の国籍取得を支援する活動や、浜岡原発差止訴訟弁護団団長、大間原発差止訴訟弁護団共同代表を務め、現在も訴訟は進行中である。2011年7月16日、全国各地で原発裁判に取り組んできた弁護団による「脱原発弁護団全国連絡会」を立ち上げ、その代表にもなっている。近著『脱原発』(青志社)。グリーンピース・ジャパン監事。