第10回定期総会報告 2025年5月18日(日) 14:00~16:30
節目の第10回となる総会は、裁判の舞台が大分地裁から福岡高裁に移って初めての会であり、どのように高裁のたたかいを進めていくかが大きな議題でした。
5月18日(日)午後2時より大分市コンパルホール400にて開会。進行を宇都宮陽子応援団共同代表が行い、議長に中山田昭徳さん(中山田さつきさんの連れ合い)を選任し進められました。

松本文六原告団共同代表、德田靖之弁護団共同代表、奥田富美子応援団共同代表の挨拶を受けました。松本氏は「裁判官たちは私たちの主張に耳を傾けており、希望がもてる。しかし政府は第7次エネルギー基本計画で原発を最大限活用する方向に舵をきりました。青森県六ヶ所村再処理工場が稼働できる見通しがないのに政府・電力会社が固執しているのは我が国の“潜在的核保有”、将来の核兵器保有の狙いがあるのでは」と指摘されました。
德田氏は「松山地裁(3月18日)も大分地裁判決同様に、結論ありきで書かれているとしか思えません。結論を先取りしている裁判官たちにどのように対峙していくのか。論理的な積み上げだけでなく、意見陳述を通じて裁判官の心を動かしていくことが重要」と呼びかけました。経過報告、収支報告、会計監査報告、予算、そして役員改選について原案のとおり承認されました。
引き続き同じ会場で約1時間「さよなら原発弾き語りLive」を行いました。池田年宏さん、姫野洋三さんが反原発ソングを歌い、会場を盛り上げました。
