11月17日「伊方原発運転差し止め訴訟」第一回口頭弁論  <大分地裁>

伊方原発運転差し止めを求める第1回口頭弁論を前に大分地裁に入る原告団と弁護団(写真は大分地裁前)
原告団と弁護団の代表が意見陳述し、「福島のような事故を二度と起こしてはならない」「従来の司法を変えていこう」などを訴える。a-DSC04036

徳田靖之弁護団共同代表(弁護士)は、熊本・大分地震で震度6弱を経験したのを機に訴訟に参加。tokudabengosi「従来の司法」の姿勢を「原発問題は高度の専門技術的な判断を前提とする、政策的判断事項だという隠れみのに逃げ込み続けた」と指摘。福島原発事故を防げなかった一因として批判した。その上で、「過酷事故の可能性がないことを四国電が立証できない限り、運転を許さないという判断の在り方が求められる」と述べた。

徳田弁護士が、司法人として判断をしようと裁判官に呼びかけた口頭弁論全文です。pdf-icon

<徳田弁護士口頭弁論PDFファイル>

意見陳述で、松本文六原告団共同代表(医師)は、チェルノブイリ原発事故による健康障害、bunrokusan福島第1原発事故後に多数報告された子どもの甲状腺がんに触れ、「伊方原発事故は大分にとって対岸の火事ではない。多くの人々の命と暮らし、人権を守るために稼働を止めたい」と訴えた。

松本文六共同代表が、医師として語る弁論をPDFにしております。
 <松本文六原告団代表として口頭弁論PDFファイル>pdf-icon